手描きTシャツのこだわり
手描きTシャツの発売まで
当社の手描きTシャツは、約15年前、私の大好きだった祖母が残してくれた「俳画集」や、祖母の作品集などの絵柄を参考に作成し始めました。最初は本当に渋い柄ばかりで、「てっせん」「蓮」「紅葉」など、子供服には決してないであろう物でした。
「手描きTシャツ」と言う名の通り、一枚一枚、私達の手によって描かせて頂いていますので、当然、一枚一枚、少しずつ異なります。大袈裟に言うと「世界でたった一枚のTシャツ」なんです。子供達も2人と同じ子供がいないように、Tシャツも2枚と同じ物がないと言うのも素敵ではないでしょうか?
そして、せっかく一枚一枚作成させて頂くなら、「より世界で一枚感を」と言うことで、それぞれのTシャツにお名前を入れさせて頂く事を、サービスでさせて頂きました。
お客様には、そのサービスに共感して頂き、今日では10万枚の作成をさせて頂くようになりました。10万枚を作っても、10万枚の個性のあるアイテム。私達の工房では、日々、個性を重視し、心を込めてTシャツを作成させて頂いております。
手描きTシャツの為のTシャツ
「お名前を描かせて頂く」「書家によって描かせて頂く」「世界で1枚しかない」と言う事も、もちろん私達の手描きTシャツの重要なポイントではありますが、私達の作成させて頂いております手描きTシャツの、もう一つの重要なポイントは、手描きTシャツ専用の「Tシャツ生地」であるという事です。
「手描きTシャツ」のように、筆を走らせ、それぞれの筆圧でその風合いが微妙に変化するこのTシャツには、「それに合ったTシャツが必要だ」と作成をスタートした15年前に気が付きました。
その頃は、残念ながら私達の力不足により、オリジナルTを作成する能力がなく、プリント用のTシャツを仕入れ、そこに柄を描いていました。そこから数年経ち、念願のオリジナルTシャツを作ることが可能になりました。
そうです。「手描きTシャツの為のTシャツ」の完成です。そして、今日もTシャツの生地は、より良い物へ日々変更しており、改善し続けております。
手描きであることも重要ではありますが、その生地もこだわりたいと考えております。