【肌ざわりの良い画材】
音の手描きTシャツの隠れた主役といっても過言ではないと思うのが、
『オリジナル画材』
世の中にはさまざまな手描きTシャツがあると思います。
ただ、画材を1からオリジナルで作っているのはほぼないのではないはずです。
音の手描きTシャツの画材は
絵を描きやすい。色がのりやすい。加工が簡単…というような作り手側の目線ではなく、
『小さなお子様が自らこれを着たいと思ってもらえるような肌ざわりの良いもの』
ということを1番に考えています。
皆様の中には
『画材で肌ざわりが変わるの?』
と疑問に思われる方も多いかも知れません。
通常プリントTシャツで、今現在であれば、そこまで大きな差はないかも知れませんが、
1枚1枚、筆で描く手描きTシャツの場合、
画材によって大きな差が生まれやすくなります。
どれほどTシャツに馴染むか、浸透するか、
だいたい柔らかい画材は、水分量が多いものが多いため馴染むのですが、
定着しにくくなります。
定着しにくくなってしまえば、
お洗濯等で簡単に色あせてきます。
かといって、定着剤のような物が多ければ多いほど、
基本的に、描いた部分は固くなります。
固くなると、やはり着心地が悪くなってしまいます。
音の厳選されたTシャツに最も馴染み、着心地の良い画材を開発し続けています。
今でこそ、Tシャツ自身も、画材も開発し、完全オリジナルとなっていますが、
お名前入り手描きTシャツの生地自体が完全オリジナルになったのは
2年目ぐらいから…。
そして画材自体が完全オリジナルになったのは、
15年目を超えてから…。
生地をオリジナルにした後も、
なんども、なんども、生地自体のリニューアルはさせて頂いていて、
白色に関しては、昨年もリニューアルしています。
画材にかんしても同じで、
5年ほど前までは市販されている物を中心に、オリジナルと混ぜて使用していたのですが、
満足いく物がなくて、何度も何度も作り直して、現在は完全オリジナルで描いています。
(一部どうしても配合できないカラーだけは海外の画材を使用していますが…)
いちばんの進化は、
お客様にも人気のある『ラメ』です。
何社もの画材を試しましたが『ラメ』は本当に難しくて、
すぐ落ちてしまったり、
衝撃的なほど、固かったり、
今のものが出来上がる迄は本当に苦労しかありませんでした。
そんな、開発をしながら、
音の手描きTシャツは
『お子様に選んで頂ける1枚』
を常に目指しています。
柄や、お名前、手描き…。
ということがクローズアップされる事の多いTシャツですが、
是非、画材部分の柔らかさ、
着て頂くたびに馴染んでくる風合いの良さ。
も楽しんでいただければ幸いです。